《着付け と 私》
私と着物との出会いは２０代半ばの頃でした。
自分で着物が着る事が出来たらカッコいいな、という憧れからでした。
それと同時に『着付けを仕事にしたい！』という思いもその時からありました。
しかし大手の着付け教室にて師範科まで終了するも
そこでの仕事へつなげるシステムに疑問と不安を感じ
一旦着物と離れる事となります。
でも着付けを続けたい熱い思いはあったのと、着付けを忘れたくない為にも
その後期間を置いて二カ所の着付け教室でそれぞれの方法を学ばせてもらいました。
公私共に充実していたこの頃、子供にも恵まれ
しばらくは子育てに専念しようと家庭に入ります。
着付けの奥深さにも気付き始めた頃ですが
ここで再度 着物と離れる事となりました。
《二度も着付けの仕事のきっかけをくれた場所》
後に初めて着付けを仕事としてやらせて頂いたのは
フォトスタジオでの仕事でした。
この時に着付け教室では学べなかった
七五三、成人式、卒業式、婚礼着付け等の『実践』で大事な事を
たくさん吸収させてもらいました。
しかし人生には色々な困難があるもので
仕事も楽しく充実していた頃だったのですが
辞めなければいけない出来事が私を待っていました。
今までにない長い期間、着付けと離れなければいけない状況になってしまったのです。
それから数年経った２０１１年、着物に関するブログを始めたのをきっかけに
翌２０１２年の成人式には着付けのお手伝いの お話しを前職場の方から ご厚意で頂き
不思議と着付けとの巡り合わせが訪れたのであります。
この事がきっかけとなり、しばらく離れていた『着付け』を再び始動しようと決意。
現在に至ります。
《想い》
紆余曲折ありましたが、自分がやってきた事、経験してきた事を
全てお伝えできれば、という思いをモットーに活動を行ってまいります。
また、出張着付けでも 今までの経験を元にお役に立てれば嬉しく思います。
*とりねこ庵*を通じて、これから沢山の方との ご縁がつながる事を願っております。
